レアメタルとは

レアメタルとは

レアメタルとは、文字通り「レアー=希少」な「メタル=金属」のことです。埋蔵量が少なく、特定の地域に偏在している希少金属のことを指します。また、資源は豊富でも生産技術上の問題で抽出が難しかったりする金属を指します。

ニッケルやコバルト、チタンなどがその代表で、さらに生産量が極めて少ないインジウムやタンタルなど一般に31種類あります。ネオジムなどの希土類(レアアース)は性質が似ていて17元素を一種類と数えています。

レアメタル(希少金属)
リチウム、ベリリウム、ホウ素、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、ユウロピウム、白金、タリウム、ビスマス、希土類

ニッケル クロム バナジウム



レアメタルはハイテク製品に不可欠

レアメタルは、半導体やIT機器、自動車など、家庭用品から産業機械・ハイテク分野に至るまでの製品に幅広く使用されています。

例えば、ネオジムと呼ばれる高性能磁石に使われる金属は、ハイブリッド自動車や、パソコンのハードディスクのモーターに使われています。

自動車 ハードディスク

また、インジウムという金属は、液晶テレビや携帯電話の液晶画面の電極に使われています。

携帯電話 ノートパソコン


貴金属のイメージが強いプラチナ(白金)もレアメタルです。
2006年の供給量は約210トンで、そのうち宝飾品になるのは50トン、自動車の排出ガスをきれいにする触媒に倍以上の130トンが使われています。

レアメタルは、デジタル家電や自動車には欠かせない金属なのです。
ただし、世界的な需要拡大で価格の上昇傾向が続いており、安定的な調達が民間企業だけでなく国の政策としても課題となっています。